週に数回、パーソナルトレーニングを頑張っているあなた。
- せっかく通ってるのに、なかなか効果が出ない
- トレーニング以外の日って何をすればいいの?
そんな悩み、ありませんか?
実は、パーソナルトレーニングの日”以外”の過ごし方こそが、成果を左右するポイントなんです。
今回は、トレーナーが口をそろえておすすめする「トレーニング日以外の過ごし方」を5つご紹介します。
今の努力をムダにせず、しっかり結果に結びつけたい方は必見です。
トレーニング以外の日こそ体づくりの伸びしろがある
トレーニング中は筋肉に“刺激”を与える時間。
でも、筋肉が実際に成長するのは「休養中」です。
つまり「筋トレ=筋肉がつく」ではなく、「筋トレ+正しい休養=筋肉がつく」ということ。
ところが、せっかくトレーニングをしていても、
- 休みの日に全く動かない
- 食事が偏っている
- 寝不足が続いている
といった状態では、効果が半減してしまいます。
トレーニングの成果を最大化するには、「何をやったか」だけでなく、「やった後、どう過ごしたか」が大きなカギを握っているのです。
パーソナルトレーニング以外の日にやるべき5つのこと
では、具体的にどんなことをすればよいのでしょうか?
今日から取り入れられる5つのポイントを紹介します。
1.アクティブレスト(軽いウォーキングやストレッチ)
「休養=ゴロゴロすること」と思っていませんか?
実はそれ、逆効果になることも。
特に筋肉痛のときは、軽く体を動かしたほうが回復が早まると言われています。
これを「アクティブレスト(積極的休養)」と呼びます。
おすすめは:
- 20〜30分のウォーキング
- 動的ストレッチ(ラジオ体操など)
- ヨガやピラティスの簡単なポーズ
血流を促進し、疲労物質を流すことで、次のトレーニングの質もアップします。
2.食事の調整(PFCバランスを意識)
トレーニングしているからこそ、食事内容が結果を大きく左右します。
特に意識したいのが「PFCバランス」です。
- P(たんぱく質):筋肉の材料。肉・魚・豆腐・卵など
- F(脂質):ホルモンや細胞膜を作る。ナッツ・オリーブオイルなど良質な脂を
- C(炭水化物):エネルギー源。玄米・さつまいも・オートミールなどがおすすめ
「たんぱく質だけ多めにとっておけばOK」と思いがちですが、バランスが崩れると代謝が落ちたり、体調を崩すこともあります。
プロテインは手軽な手段ですが、あくまで食事を補うものと考えましょう。
3.睡眠の質を上げる工夫
成長ホルモンの多くは「夜寝ている間」に分泌されます。
つまり、睡眠の質=筋肉の回復&成長スピードに直結するのです。
睡眠の質を高めるポイントは:
- 寝る90分前の入浴(38〜40℃で15分)
- 寝る前のスマホは控える(ブルーライトは覚醒作用)
- 同じ時間に寝起きするルーティン化
「なんとなく寝てる」から「整えて寝る」へ。1〜2週間でも変化が感じられるはずです。
4.フォーム確認や動画学習
パーソナルトレーニングで学んだフォーム、覚えていますか?
「1人でやったら全然違ってた…」という人も多いです。
トレーニング以外の日は、フォーム確認や知識インプットのチャンス。
おすすめのアクション:
- スマホで撮影して自分のフォームをチェック
- トレーナーの指導動画を見る
- ストレッチや筋膜リリースの動画を真似してみる
知識が深まると、次回のトレーニングで「効かせ方」が格段に変わります。
5.メンタルケア(リラックスタイムの確保)
意外と見落としがちなのが「心のケア」になります。
トレーニングは体だけでなく、集中力・意志力も消耗します。
疲れがたまると、モチベーションも下がりがち。
そこで大事なのが「意識的なリラックス」。
例えば:
- 好きな音楽を聴きながらゆったり入浴
- アロマを焚いて瞑想や呼吸法を試す
- 本を読んで頭のスイッチをオフにする
「何もしない時間」も、トレーニングの一部と考えてOKです。
休みの日こそ差がつく日
パーソナルトレーニングは、言わば「火をつける時間」なのです。
でも、火を育てて燃やし続けるには、「トレーニング以外の時間」の使い方がとても重要です。
逆に言えば、
“休みの日を意識的に過ごすだけで、結果がガラッと変わる”ってこともあるのです。
全部を一度にやろうとせず、まずは1つ、今日から始めてみましょう。
あなたの努力がもっと報われるよう、休みの日も“賢く”動いてみてくださいね。